Foreword Meibutsugire and the Tea Ceremony/Soshitsu Sen Heizo Tatsumura: The Man and his Art/ Nobuhiko Maruyama The Art of Heizo Tatsumura/ Ryunosuke Akutagawa Heaven-wrought, Man-made/Heizo Tatsumura Heizo Tatsumura and Kyoto/ Hidetaro Sugimoto Heizo Tatsumura and Hakata-ori: An Unexpected Relationship/Sadae Torimaru Heizo Tatsumura and the Parisian Fashion World/Akiko Fukai Tatsumura's Kogire (Old Fabrics) /Toyojiro Hida Principal Events in the Life of Heizo Tatsumura I Selected Glossary of Textile Terms The Weaving Structure of Each Fabric
監 修:丸山伸彦
編 集:丸山伸彦 朝日新聞社
発 行:朝日新聞社
発行日:1996
サイズ:29.7 cm × 22.5 cm × 1.9 cm
【内容説明】
生誕120年記念展
『 初代 龍村平藏 織の世界 』
1996年9月12日−9月24日 東京・日本橋高島屋
10月23日−11月5日 大阪・髙島屋
1997年2月6日−2月1日 横浜・髙島屋
2月20日−3月4日 京都・髙島屋
3月19日−3月24日 名古屋・名鉄百貨店
主催:朝日新聞社
協力:龍村美術織物
正倉院御物や名物裂、遠く西城の出土品や技法が中断していた紋羅など世界の名錦の復元と創作織物で、近代染織界に大きな足跡を残した初代龍村平藏(1876~1962)の生誕120年を記念する展覧会です。
平藏は、大阪の生まれ。16歳から西陣織の販売に従事、機織の実技研究に着手、やがて本格的に製織の道に入りました。明治39年(1906)には龍村製織所を京都に設立、多種多様な新技術の発明、改良に努めます。その技術を応用した作品による大正8年(1919)の個展は、作家芥川龍之介に「恐るべき芸術的完成」と絶賛されました。その後、大正10年(1921)には、当時の東京美術学校長であった正木直彦らを発起人とする「織宝会」の委幅をうけて、名物製70種を復元。戦後はアメリカやヨーロッパにも作品が紹介され、内外に龍村の名声を高め、昭和31年(1956)には、日本芸術院恩賜賞を受賞しました。
本展は、染織に対する平藏の絶え間ない挑戦の足跡を、その代表作によって展観します。
・ごあいさつ
近代染織界に大きな業績を残した、初代龍村平藏(一八七六ー一九六二)の全容を紹介する展覧会です。
平藏は大阪博労町(現大阪市中央区)で、大阪有数の両替商平野屋の分家にあたる平の屋龍村平兵衛の嫡孫として生まれました。幼児から茶道や華道、謡や仕舞、俳諧などに親しんできましたが、十六歳の時に祖父が死去。家業が傾いたため、西陣織の販売の仕事を始めました。しかし、販売にあきたらず、やがて、自ら織物の製作に手をそめ始め、明治二十七年(一八九四)には製織業を創業、明治三十九年(一九〇六)には、龍村製織所を設立します。
織物の組織の研究、改良にも積極的に取り組み、数々の発明、改良をなし遂げ、織物における表現の可能性を拡大しました。新技術を応用した大正八年(一九一九)の初個展は、作家茶川龍之介の「恐るべき芸術的完成」との絶賛とともに、龍村平藏の名を決定付けることになりました。その後、東京美術学校長正木直彦ら「織質会」の委嘱で、名物裂の研究に着手、七十種を復元します。また、奥村林暁、菅楯彦や堂本印象、北野恒富ら、日本画家たちと交わり、新しい図案による創作織物も数多く残しています。
戦後はアメリカ十数都市で巡回展を行い、日本の美術織物の普及に努めるとともに、クリスチャン・ディオールを始め、内外のデザイナーのために生地を製作するなど、活躍の場を広げます。そして、昭和三十一年(一九五六)には、染織工芸界への貢献により、日本芸術院恩賜賞を受賞しました。
この展覧会は、常に、新しい目標に向かって格闘した平藏の足跡を、それぞれの時代の代表作でたどります。
展覧会開催にあたり、全面的なご協力をいただきました平藏のご子息で三代龍村平藏の龍村元氏を始めとする龍村美術織物の皆様、ご所蔵家の皆様、本図録の執筆者の皆様、監修の丸山伸彦先生ほか、関係各位に深く感謝の意を表します。
朝日新聞社
・目次
ごあいさつ
茶の湯と名物裂生誕百二十年記念展を祝う/千宗室
龍村平藏の人と芸術/丸山伸彦
カラー図版
一、龍村平蔵織の世界
龍村平藏の芸術/芥川龍之介
二、伝統への挑戦
三、美の探究とその復元
四、平藏の作品を支えた絵描きたち
五、古典の継承と融合
山心市業/龍村平藏
六、戦後の展開
龍村平藏の墨蹟
龍村平藏と京都/杉本秀太郎
龍村平藏と博多織の意外な関係/鳥丸貞恵
龍村平藏、パリモードへの挑戦/深井晃子
龍村の古裂/樋田豊次郎
龍村平藏年譜
龍村平藏文献一覧
染織用語解説
出品目録
Foreword
Meibutsugire and the Tea Ceremony/Soshitsu Sen
Heizo Tatsumura: The Man and his Art/ Nobuhiko Maruyama
The Art of Heizo Tatsumura/ Ryunosuke Akutagawa Heaven-wrought, Man-made/Heizo Tatsumura Heizo Tatsumura and Kyoto/ Hidetaro Sugimoto
Heizo Tatsumura and Hakata-ori: An Unexpected Relationship/Sadae Torimaru Heizo Tatsumura and the Parisian Fashion World/Akiko Fukai Tatsumura's Kogire (Old Fabrics) /Toyojiro Hida
Principal Events in the Life of Heizo Tatsumura I
Selected Glossary of Textile Terms
The Weaving Structure of Each Fabric
【状態】
当時のチケットの半券有り。
表紙などに薄スレ、小キズ、僅かなヤケ・ヨゴレ等の多少のイタミがありますが、問題なく見れます。
古本としては標準的な状態だと思います。
よろしくお願いします。
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